アレルギー食について
2つのお弁当のちがいがどこかわかりますか?


食育くらぶ さんQ(株)ではアレルギーのあるお子様の給食にも対応するために様々な工夫をしています!
上のお弁当は左が普通食で右がアレルギー食です。
献立をもとにお弁当の内容にどのような違いがあるのかを見ていきましょう!
チキンカレー → 別物!
ミニイカフライ → 一緒★
豆サラダ → 別物!
リンゴ → 一緒★
アレルギー用チキンカレー → 別物!
ミニイカフライ → 一緒★
アレルギー用豆サラダ → 別物!
リンゴ → 一緒★
この献立では2品が普通食とは異なるメニューでした!
気になるメニューについて1品ずつ解説していきましょう!
弊社の通常アレルギー除去対象食品は特定原材料の7品目中の以下6品目です!
①乳製品 ②卵 ③そば ④落花生 ⑤エビ ⑥カニ
※そば、落花生(ナッツ類)に関しましては通常食を含めすべてのメニューで除去されています。
上記アレルギー以外の個別の対応も可能な限りしております。お気軽にお問い合わせください。
チキンカレー → アレルゲンフリーのカレールーを使用(乳製品)
豆サラダ → 卵不使用マヨネーズ風調味料を使用(卵)・ハム抜き(乳製品)
ミニイカフライ → 卵・乳製品不使用の共通メニュー
この違いが写真でわかるでしょうか?違いがわからない…?ありがとうございます!
ここが食育くらぶの給食の重要なポイントの一つ…
見た目が通常食とほとんど変わらない代替えメニュー!
通常食とアレルギー食で見た目やメニュー自体があまりにも違うと本来の集団給食というコミュニケーションの場で「 コショク 」が発生してしまうためです。
この場合の「コショク」には2種類の意味があります。
①個食 複数人が個別のメニューでする食事
②孤食 一人でする食事
②は集団の中で別メニューを食べることで孤立してしまうことなどによって生じる可能性があります。
まったく別のメニューを入れると通常食のメニューがうらやましくて食べてしまうかもしれません。
そこからアレルギー発作を起こす危険性があります。
つまり、まったく違うメニューだと各園様側としても孤食がやむを得なくなってしまう場合があります。
①は外食などでもよくあります。もちろん悪いということはありません。
ですがまだコミュニケーション能力が発達途中のお子様にとって「共食」はとても大事な教育の一つです。
同じメニューを一緒に食べることで嫌いなメニューでも頑張って食べる。
友達が食べているから食べたことのないメニューも安心して食べることができる。
栄養だけでなく、そういった部分での成長も給食は影響してくるものだと弊社では考えております。
では、ほぼ同じ見た目のメニューにして取違え等の事故は起こらないのか?
食育くらぶ さんQ(株)では事故防止のために様々な対策を実施しております。
①アレルギー食は別室での製造
通常食ラインとは別室で担当栄養士が個別に盛り付け製造しております。
②アレルギー品目を明記した園児様個別の食札
お弁当箱の蓋に対応するアレルギー表記の食札を貼り、各園職員様に確認してからお渡しします。
③一つ一つ個別にビニールで簡易包装
②の食札の紛失を防止、他のお弁当との接触を防ぐため薄いビニール袋に1つずつ入れて配達します。
④別デザインのお弁当箱を使用
同じサイズ同じ形状の通常食とは異なるデザインのお弁当箱を使用しております。
事故防止には各園様のご協力が必要となります。各園職員様と正確な情報を共有して連携し、二人三脚で園児様に安全なお食事をご提供いたします。